福岡マラソン2017 レポート②出走~ゴール
福岡マラソンからもう1週間ですね。超スローペースなブログ更新をお許し下さい。
大会当日地下鉄に乗り込んで会場入りランナーエリア開場時間すこし、過ぎに着きましたが、既に更衣室では多くのランナーさんがいました。
ランナーエリアに入る際はナンバーカード(ゼッケン)の提示が必要ですよね?
あらかじめ着ておくと、服をまくりあげて見せるのも良いですが、途中で破れたりして紛失すると一大事ですからね。かと言って、リュックとかに入れて持って行くと、中でグチャグチャになるのも嫌ですよね。せっかくのナンバーカード走る前はキレイにしておきたいと思ったマラソン初挑戦の僕が考えたアイディアです!!
100均などに売っているカードケースを用意します。A4が入るサイズで大丈夫です。で、ウェアにナンバーカードを取り付けて、そのままカードケースに入れます。
↑こんな感じにしてあとは、リュックに入れて持ち運びます!
こうすれば、ナンバーカードをリュックに入れていても、グチャグチャになる心配はありません。また、提示を求められた時に取り出しやすいと思います。
パスケースのごとく、このナンバーカード入りのカードケース提示すればすぐに会場入りできます。 このカードケース、走り終えて完走記録書もぐちゃぐちゃにすることなく持ち帰れますので、オススメです。
さて、本題の福岡マラソンについて書きます!! 更衣室で、ジェルでエネルギー補給。 7時10分過ぎに着替え終わって、荷物預けの前にトイレを済ませて、外の広場でストレッチ。するとそこへ、一人の男性が来られて写真のお願いをされました。このことをきっかけに、話しているとこの福岡マラソンは2回目だそうで他のマラソンではサブ4を達成されて、マラソン初挑戦の僕にいろいろアドバイスをいただきました。
整列のエリアも一緒だったこともあり、一緒に走って下さることに!! 初出場なので、右も左も分からぬ僕に、優しく教えて下さり本当にありがとうございます!!
還暦を迎えられたそうでうが、とてもそうは見えなかったです。このこともあり、僕の緊張は一気に消え去りました。 そのあとに、その方のお知り合いの方も合流されて、さらにアドバイスを頂き、スタートブロックに向けて移動。
いや、皆さん速いです。もうスタート?と思うくらい速い移動でした(笑)
そしていよいよ、号砲。
最初は渋滞で前に進まないかと思いきや、皆さん100m競技?と言わんばかりの猛ダッシュ、どんどん追い越される。 しかも、スタート前一緒に走ってくれるといった方の姿が見えない・・・。
完全に置いていかれました。ペースをあげて追いつこうかと思いましたが、この時なぜか、妙な自信でいつか追いつく!と初心者な僕が冷静でいました。
そのまま、キロ5分中盤位で走ってましたが、そこでも後方から抜かされまくり。
5キロ地点くらいで落ち着いた頃に、↑の男性発見☆やっと一緒に走れます。
初の給水ポイント! まだ喉渇いてないし、イイかと思ったのですが、雑誌で高橋尚子さんが、給水は全部取りましょう!と言ったことを思い出し、取りました。コップを潰して何とか飲みましたが、かけこみすぎてむせる(笑)
後ろのランナーさんは激しくむせる・・・「大丈夫ですか?」と声をかけたくなるくらいに(笑)
キロ5分~30秒ペースで走っていたのですが、何を思ったのか僕は一緒に走っていた方とおしゃべり・・・。呼吸はキツくなく楽に走っている感覚でした。
10キロ過ぎの給水手前で、1回目のエネルギージェル補給。
16キロ付近で僕のおしゃべりが災いしたのか、一緒に走ってくださった方がペースダウン・・・「またどこかでお会いしましょう!」と声をかけあって、ここからひとり旅。
18キロ付近から歩かれる方がチラホラ、そんな中、沿道から「栄作さん!頑張って!」っと。横を見たらKBC気象予報士の佐藤栄作さんが走っておられました。その後方にはオフィシャルアンバサダーFREAK(フリーク)の伊藤勇樹さんもいました。
ちょっとお声をおかけしようかと思いつつの、いきなり話しかけてペースを乱したら迷惑ですよね・・・心の中でエールを送って、九大キャンパスの坂を駆け上がりました。
実は9月にこの区間を試走していました。なので坂の勾配とかは把握済みで気持ち的に楽に上れたのですが、問題はここから。
福岡マラソン2017のコース折り返し地点を勘違いし、坂を上がって交差点で折り返すものだと思っていた僕、そのつもりで坂を上ると、折り返しはさらに先・・・思わず「えっ?マジで?」と叫ぶ。周りに聞こえてないことを祈ります(笑)
youtubeで見たコースは2014で折り返しポイントの変更があったみたいですね。あの距離の絶望感は忘れられません。
まぁ、そんなことで嘆いていても仕方ないので走ります。折り返しまでは順調、足の痛み無し、若干疲れはあるもののまだいける!とまだ余裕でいました。
30キロ地点でスタートで一緒になった方のお知り合いの方を発見。「序盤で飛ばしすぎちゃって」とやはりフルマラソン経験者でもペース配分は難しいものだと分かりました。この頃から、足を引きずりながら走るランナーさんも・・・本来なら足の痛みさえなければ、もっと先に居たはず。
30.5キロ通過・・・この先から僕にとっては未知の領域。
山道に入り、苦しくなってきましたが声援のおかげで頑張れました。
35kmの二見ヶ浦通過。ここで、最後のエネルギージェル(カフェイン入り)を摂りサングラスを外しラストスパート!!ペースが一時的に上がりましたが、37km付近で足が急に吊りそうに・・・何故?恐らく塩分不足だと思いますが、吊りそうになることで、思ったように足に力が入らない。 力を入れようとすれば、さらに足が吊りそうになる事態に。
ふと時計を見て、残り距離から時間を計算・・・少しペースを落としても目標のサブ4は狙える。天を見上げたら、今まで練習してきたことを思い出して泣きそうに・・・早起きし走ったこと、暑い中走ったこと、故障して上手く走れなかったこと。
咳き込んだことで、我に返り、平静になり走り続けます。
最後の田んぼ道が想像以上に長いこと・・・最後の力を振り絞りゴール。
ゴール後に振り返り自分の記録を見て、心の中でガッツポーズ。
タオルにメダルもらって、完走証をもらって本当にこんな僕でも感想できたんだと実感。
30分くらい座って着替えながら、一緒に走ってくださった方をお待ちしましたが、見つけることが出来なかったのが残念でした。
最後に今回の記録を発表します。
目標に掲げたのはサブ4で、EXPO会場で目標タイムの写真がこちら
3時間58分と言ったつもりが、滑舌の悪さでこのタイムに・・・
しかし、実際は
という結果に!! ギリギリサブ4目標でしたが、この記録は驚きでした。
5km付近でトイレに行きたいと思いながらの、結局行かずにゴールしちゃいました(笑) 意外と持つものだと分かりました。練習の時だったら、絶対に行ってます。
絶好のマラソンコンディションだったこと、ボランティアの皆様や沿道から暖かい声援、そして何より参加されたランナーの皆様と一緒に走れたことが最大の力となったと思います。心から御礼申し上げます。ありがとうございました!!
マラソンは楽しい!と感じた福岡マラソン2017でした。
来年も走ることが出来るなら、サブ3.5を達成できるよう頑張ります。
また、トレーニングに励みます!!
最後までお読みいただきありがとうございました。
一気にまとめて、読みづらい点をお許し下さい。